2023.05.09

設計士の自宅のいろいろ

こちらのお題目では、日頃設計を担当させていただいておりますわたくし(弟)の自宅のメンテナンスなど、日々のことを書いていきたいと思います。

我が家が出来ましたのが、2018年(平成30年)3月になり、早くも5年が経過しました。

新居のころは少しの傷で右往左往しておりましたが、5年も経つと子供の成長と共に色んなところに成長の痕跡が残っております。

いろいろとメンテナンスはしておりますが、その中でも今日は玄関ドアについて。

我が家の玄関ドアはユダ木工さんの木製のMIYAMA桧玄関ドアを使っております。

MIYAMA桧玄関ドアは地域の山の国産ヒノキ材からつくられています。天然の木にヒマワリ油ベースのドイツ製自然塗料で塗装されています。

塗装の種類は大きく二つに分けられます。
ユダ木工の木製玄関ドアに採用している自然塗料は「含浸型」の塗装です。

含浸型の塗装は気に浸透し、表面に塗膜を作らないタイプ。
木材の調湿効果を妨げず、ナチュラルな質感が特徴です。
お手入れの面では、
重ね塗り塗装ができる
DIYレベルで研磨と再塗装が可能
というメリットがあります。

ユダ木工株式会社HPより

天然木で自然塗料により膜を作らないようにしていますので、雨がかり部分は変色してきます。

そうなった場合でもメンテナンスが容易なのがいいところ。

何百年という時を経てもなお輝きを放つ街並みや家のように、本物の木の経年変化が深い味わいとなって風格をもたらします。住まいながら手入れし愛着を深め、木と触れる生活は喜びと安心感を与えてくれます。

下の方が雨がかかって黒ずんでいます。

ほかの部分に塗料などが付かないように養生してあげます。

次にペーパーなどを使って塗料をおとしていきます。

こんな感じで塗料はとれるのですが、下の方の黒カビはカビ取り剤を使っていきます。

カビ取り剤を浸透させた状態です。

これが乾くと、

こんな形で、下の方にあった黒カビが取れます。

それから、しっかり乾かして再塗装を行います。

ちょっとと言うか、かなり濃く塗りすぎてしまったのですが、

こんな感じでメンテナンスできます。アルミのオートロックのドアもいいですけど、家に帰って最初に感じる素材が本物の木って、満足感がちがいますよ。

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