日常のふとした時に喜びを感じる家

周囲の視線を気にせずに、しっかりと光を感じれるコートハウス。グレーの塗り壁がもつ質感と植栽のみどりが光と共に非常に贅沢な空間を作り出してくれます。

共働きが当たり前の時代に、緑を楽しむ庭を採りつつお手入れや耐久性を考えてタイルテラスの床に。

これから成長してくる植栽や空の景色を、キッチンやダイニングから自然と感じられるとっておきの空間。大きな窓にはカーテンもなく、視線の抜けが居心地良い空間になっています。

オークのヘリンボーンの床は存在感があり、空間に個性を出してくれ無垢の味わいと経年美化による風合いが時間の経過と共にましてくるリビングになっています。

いろんな居場所のある家は、家族を感じながらいい距離感で自分の時間も過ごせます。

収納や動線も暮らしの満足度にかかせないポイントです。

居心地のいい空間をきれいに保つには、動線や収納計画が大切になります。今回はキッチンの横と背面の二カ所に裏動線を採るように設計しています。普段使いを予定している勝手口。そこから収納、洗面を通ってリビングへと抜ける動線で順番に身支度が整い、意識しなくても自然とすっきり片付く住まいになりました。

使いやすい位置にしっかり収納計画

収納は基本的に動線場や便利な位置にないと、小さな不満がたまる原因となってしまいます。

特に１階、キッチンや帰宅動線。使い方は人それぞれですが、生活スタイルの聞き取りと経験からベストな提案を行っていきます。

ふとした時に見える風景が日常の幸せ