40代以上のひとはマンションリノベも終の棲家として検討
リノベーションのと言う言葉はもう一般的に認知されているかと思います。
普通のキッチンを交換したり、壁紙を直したりと言うリフォーム工事とは違って、断熱性能を上げたり結露対策を行ったり、全く違った発想の間取りや使い方を提案したり、英語のリノベーション(革新、刷新)とリフォームの掛け合わさった新たな機能や価値を付加する工事のことを言います。
戸建て住宅の場合、柱や梁だけの状態まで取り除き断熱や耐震性能を向上させる性能向上リノベーションなど最近はご要望としてすごく多くなってきています。
一方、今回のBLOGの題材はマンションでのリノベーションです。
一般的にマンション(RC造)の建物だと断熱など良くて、暖かいと言われることもあります。ただ、マンションも、もちろん年代によって全然断熱の方法が異なっているのですが、お部屋の位置によっても全然違う事はご存じでしょうか?
マンションと言えば最上階や角部屋が眺望もよく人気な位置になりますが、温熱環境的には最も不利な位置となるのです。
コンクリートは暑さや寒さをため込む蓄熱、蓄冷の塊になるのです。夏は強い日差しでコンクリートが暑くなりその暑さをため込むため、夏場太陽が長く当たる部屋の位置はすごく暑くなるのです。
夏はほとんど水平面(屋上、屋根)の部分が照らされる時間がとなって暑くなるのです。中間層の中住戸より最上階の角部屋が大きくなっているのはそのためなのです。
一方暖房負荷も最上階の角部屋が大きくなっています。これは外気に触れる面積が多い(外壁と屋根の二面あり、他の部屋が壁の一面だけになっている)のが影響します。
冬場の太陽は高度が低く、ほとんどが南面を照らしているデータになっています。つまり南以外の壁や屋根の部分は日射が少なく外気に触れているので、コンクリートが寒さをため込んでしまい寒くなるのです。
当然リノベーションでしっかり断熱してあげると、しっかり快適な空間を作ることができます。
実際不満で多いのが、結露やカビ
マンションにお住まいの方からよく聞く不満や悩みで多いのが、結露の問題。
コンクリートが蓄える熱が大きいが、窓の性能が低かったり、換気や湿気の逃げ場がなかったりが原因。この辺りは、しっかり断熱や換気など計算がしっかり行われて取り組まないとなかなか解消しません。逆に、しっかりコンクリートの建物の性質を理解して計画すれば室内の体積はそれほど大きくないので全室を快適な空間に変えることができます。
マンションは南側のリビングは日当たりがよく暖かいが、北側は寒くて暗く物置になっているお宅も多いのではないでしょうか。
お子さんが大きくなってご夫婦の暮らしが中心になってきている年代の方などには、マンションの広さは丁度快適なボリュームになります。子供と一緒に家族3人、4人では狭くて物であふれていた部屋も、終の棲家としてリノベーションすることで、日常の暮らしが大きく変わってきます。
シンケンスタイルHPより