資格取得は勉強のはじまり
日頃勉強しているM’s構造設計の構造塾で、「木構造マイスター準一級」の試験がありました。
木造マイスターとは、構造計算を中心とする様々な業務において、木造住宅の構造の基礎知識及び、耐震性能の重要性を理解し、お客様に構造の重要性を伝え、安全で安心できる住宅を提供することを目的として設けられた資格認定講座です。
構造設計は最近だと能登半島地震など、災害時にその重要さを再認識しますが普段はあまり馴染みがなく難しい内容で敬遠されがちな物です。
つまり、そんな取組みずらい構造設計の内容を、自分自身もしっかり学び、皆さんに分かりやすく伝えれるようになるための資格なんです。
普段佐藤先生から分かりやすく丁寧に教えてもらっている内容や、構造の重要性をいかにお客様に伝えていけるか、少しでも多くの人に広めていけるかは地元の工務店、建築にかかわる人として使命のようにも感じています。
こんなこと言ってて、落ちてたらどうしよう。。
構造計画ルール
建築基準法では、1981年、2000年に耐震に関して改定がありました。ただ、建築基準法での耐震性能は最低基準であって、最適基準ではないという内容の記事を先日書きました。
品確法の耐震等級3、もっと言えば許容応力度計算の耐震等級3が最適基準であると思います。
ただ、なんでも許容応力度計算をクリアすればいいと言うわけではない。と構造塾では教わっています。計算はクリアするけどそのためにすごく大きな梁が必要であったり、すごくスパンを飛ばしたりは言わば「力技」での構造計算クリアしている状態です。
弊社でも適用している、「構造計画ルール」。
意匠設計時に行う構造に関するルールであり、木構造として適したスパンで梁、柱、基礎、耐力壁、剛床で構造区画を作り、無理なく構造的に安定し、経済性の高い構造躯体作るルールです。
内容的にはいろいろあるのですが、
6項目を中心に考え別の機械にルール。
先日のシンケンさんの視察なども多くを学びましたが、建築は知れば知るほど奥が深く、面白いです。
構造の勉強も奥が深すぎて時間がほんとに足りません。。