M’s構造設計 5/17のリアル研修
もう2週間も前の事ですが、新横浜にあるM’s構造設計へ研修に行ってきました。いつもはZOOMによる開催ですが、これで2回目のリアル開催の研修でした。
M’s構造設計さんはご存じ方も多いのではないでしょうか。「構造塾」を通して専門の建築関係者だけでなく、一般の方にも非常に分かりやすく構造というとっかかりにくい分野であり非常に大切な項目を広く伝えてくれている構造設計事務所さんです。
数多くのYouTubeなどの動画やSNS、書籍などで情報を発信してくれています。しかも、ホントに分かりやすく説明してくれるので、非常に勉強になっています。
メールやZOOMでは質問しにくい内容などもリアルだと本当にやりやすです。
地震は身近な災害
昨日のBLOGでも書きましたが、地震は特別なものではなくいつ起こっても不思議ではない災害。日本で住む限り避けて通れないものなのです。
ただ、一方でしっかり構造計算された建物もは地震に被災してもしっかりと住み続けることができます。建築基準法をクリアしただけの建物は、なんとか倒壊せずに逃げることができるくらいの建物耐震度です。いつでも起こりうる災害なのに、それが起こったら住み続けられない建物とはどうでしょう?
現在の建築基準法でも24年も前の基準です。許容応力度耐震等級3はもちろん、制振装置や微動探査などで、地震が起きても揺れが少なく損傷しにくい、さらに地震の前と後で建物の性能にどのような変化があるかわかるデータがあれば、建物の資産価値が上がりスクラップ&ビルドではなく住み継ぐ家が日本にもっと増えてくるんではないでしょうか。