庭に草木があり、光や風が心地よい居場所が家にあれば住む人にとってはもちろんの事ながら、街ゆく人にとってもその家は心地いい物になります。
いつの時代でも、変わらない魅力、価値になるのは目で見て美しい、そして心地いいと感じる風景です。
窓を開ければすぐに素敵な景色がある家と、かたや駐車場やコンクリート、隣家や電柱などの景色がある家であればどちらに魅力を感じるでしょう。
小さな土地であっても庭の植栽や余白のスペースがあることで、暮らし方が広がるだけでなく、日々見える景色とそれを感じる日常がとても豊かなものになります。
長く愛される家を建てるために、井坂工務店では「庭と暮らす」と言う視点で家づくりをしています。
庭と室内とが融合したような開放性のある空間設計であるために、リビングやダイニングに設ける大きな窓と、つながるように設計された中間領域(ウッドデッキやテラスなど)と言う空間の連続性が、庭を気軽に感じれる日常の心地いい空間してくれます。
そんな重要な中間領域のアイテムが我が家にはなく、庭と室内が中と外に完全に別れた日常にもどかしい感覚がありました。
ですので、重い腰を上げてDIYでウッドデッキを作ることに。
大きくなったユーカリポポラスは5年で木登りできる大きさに成長。しっかり目隠しになってくれましたが、思ったより高く成長してくると冬場の日射も遮蔽してしまうので、時々カットしてます。
まずは基礎の部分から。地味なところですが、ここが一番大事。高さや方向、レベルを確認しながら設置していきます。
普段しない姿勢で、もうすでに腰が限界に近い。。 CADで図面を書くのはすんなり描けるが、やっぱり職人さんはすごいなぁと改めて実感します。
設置した基礎をモルタルで固めて、一日目の作業は終了。
写真にするとたったの三枚。。完成するのか不安を感じつつも、充実感でおいしくビールが飲めそうです。
また、次回に続く。。