できることから少しでも
能登半島の地震など災害のあとは耐震に関するご相談も多かったですが、やはり時間が過ぎてくると件数も落ち着いてきます。
ただ、地震のリスクは時間の経過と共に高くなってきます。耐震と聞くと、費用の事や工事が大変そうで少ししり込みしてしまいます。
耐震工事もいろいろレベルがあります。理想的なのは新築でも達成したい耐震等級3。ただ、1981年以前の建物をそのレベルまで補強するには、おそらくほとんど柱だけの状態にまでしないと難しいことが多いです。耐震の考え方がなかったころの建物は非常に危険です。今の建築基準法のレベルである耐震等級1でも、もう少し簡易な0.7でも何もしないより耐震性能は非常にアップします。
いま、大切な家族が住んでいる家がどんな状態のか。耐震リフォームにはどんな方法があるのか。
費用を抑えながらできる方法もあります。
南海トラフ地震については、マグニチュード8~9クラスの地震の30年以内の発生確率が70~80%とされています。
他の災害や事故の確率と比較するといかに確率が高いか分かります。
自然のチカラは計り知れません。地域のひとりひとりが出来ることから対策していく事が大切です。
お気軽にご相談ください。