太陽光発電について、メガソーラーなどが山林などの森林破壊や土砂崩れの原因などで少しマイナスイメージなニュースなども耳にしますが、住宅の屋根に計画していく事に関してはプラスの要因がほとんどです。
太陽光の収支計画では、パワコンの交換を考慮しても10年ちょっとで元を取れる試算がいろいろなデータで出ています。
一般的に全国平均では太陽光1KWあたり年間で1200KWh発電されます。各メーカーの出力保証が20年~25年の所が多いですので、20年で24,000KWh、25年で30,000KWh発電していることになります。
資源エネルギー庁の資料によると、新築案件の太陽光の平均費用は28.8万円/KWh
単純に割ってみると太陽光パネルの寿命はもっと長いですが、
25年としても単価は 28.8万円 ÷ 30,000KWh= 9.6円/KWh
パワコンの交換費用が34.5万円程度とあるので、5KW暗いと考えると6.9万円/KWh
28.8万円+6.9万円=35.7万円
25年としても単価は 35.7万円 ÷ 30,000KWh= 11.9円/KWh
電気料金の平均単価は年々上昇していく事が予想されますので、明らかにお得感が出ています。
上記の計算は、単純に全て自家消費で考えているので、実際は売電や買電分を考慮していくともう少し悪い数字になってくるかと思いますが、太陽光を設置することでこれからのインフレ時代、どんどん物価が高騰していく中では太陽光設置は非常に強力な味方となってくれるでしょう。
自宅も含めて、見た目が単純に嫌で太陽光は少し後ろ向きでしたが、住宅に関しては積極的に取り入れていくべきですね。