先日の日銀のゼロ金利政策解除の発表を受け、各銀行さんに金利の動きがみられそうです。
百十四銀行さんでは、4月より普通預金の金利が20倍になるようです。預金金利が20倍と言うのはうれしいお話しです。もちろん、今までが異常に安い金利でしたので20倍になても0.02%。
仮に普通預金に1000万円を預けても
1000万円 × 0.02% =2000円
普通預金で3000万円を35年預けても
3000万円 × 0.02% =21万円
こんなことを比べても意味がないのですが、
現在の住宅ローン、全期間固定商品だと金利が 1.52%
3000万円の住宅ローン総返済額が35年間で 38,702,799円 利息が約870万円
普通預金の金利と住宅ローンの金利を比べても何も意味もないですが、金利のパワーはすさまじく、変化し始めの時期は我々にはマイナスの影響も大きいのです。デフレを脱却して、大企業だけでなく世間一般に給与面まで上昇して行く頃には好循環となるのですが、せっかく安い住宅ローンの商品があるのですから、現在住宅を検討中の方はぜひ使わない手はないと思います。
今までデフレの世界にどっぷりつかってきて、金利も物の値段もあまり変わらない状態に慣れすぎてています。
技術革新や生産性向上などによりGDPが成長していくのが通常の経済モデルです。そのため、日本のGDPがほとんど成長していないという状況は一般的な経済理論からは異常とみなされることがあります。
これから、通常の世界が見えてくるのでしょうか?高度成長期もバブル期も経験したわけではないのですが、あの頃の空気感をもちろん実体経済を伴いながら、将来に希望のある期待の持てる時代になって、子供たちにワクワクする時世になってもらいたいです。