降水量の少ない香川県。特に昨秋からの渇水の影響で2月8日から第一次取水制限が出されたくらいなのですが、今年の2月は違います。高松で平年の2.6倍も雨が降り、52年ぶりに2月の月間降水量の記録を更新しました。
個人的なことですが、2月にDIYでがんばってウッドデッキを作りました。
まだ寒い時期でしたが、もうすぐおとづれる春を楽しみに杉材の肌障りのいいウッドデッキでくつろぐことを心待ちにしていましたが、その後も本当に今年は雨が多いです。
ウッドデッキは使えませんが、雨の日の植栽はこれはまたこれでいいんです。
雨の日の植栽が好きになったきっかけは、高知の牧野植物園での体験です。
高知の朝市目的で遊びに行っていたとき、その日も雨であいにくの天気だったのですが、NHKの連続テレビ小説「らんまん」が放送されていたこともあり牧野植物園にも立ち寄りました。
植物園の中はほとんどが屋根のある状態になっていて、雨の日でも快適に観覧できるように工夫されていました。
その時の圧倒的な自然の心地いい空間がすごく印象に残っており、雨の日の植物に魅了されました。
また、こちらの建物も建築的に素晴らしく、樹と森と建築が融合するとこんなに心地よい空間になる事を改めて実感させられました。
やっぱり家と庭や植栽と言うのは切り離せない特別な関係にあると思います。
敷地条件やお手入れの心配などで敬遠される方もおられるかと思いますが、家もお庭も何十年と言うスパンで考えていくと、敷地条件をうまく生かしながら取り入れることで、あなたの暮らしを豊かな日常に変えてくれるとっておきのアイテムになると思います。