スマートタウンの取り組み

先日、神奈川県藤沢市にあるFujisawaサスティナブル・スマートタウンへ視察に行ってきました。

『Fujisawaサスティナブル・スマートタウン（Fujisawa SST）』は、先進的な取り組みを進めるパートナー企業と藤沢市の官民一体の共同プロジェクト。
大きな特徴は、1‚000世帯もの家族の営みが続くリアルなスマートタウンとして、技術先行のインフラ起点でなく、住人ひとりひとりのくらし起点の街づくりを実現することです。

住人の交流や意識づくり、世代を超えて自然とコミュニケーションが生まれる環境を意思疎通しながらみんなで作り上げていく仕組みがとても参考になりました。

街が事業を育て、事業が街を育てる活動がどんどん広がっている。そんな印象を受けました。

ソーラーを中心としたインフラは当然なのですが、最初に不動産開発として与えられると言う環境ではなく、住人がコミュニケーションをとりながら世代を超えて街を育てていく意識は、スマートタウンとかでなくても地方の街並みを作っていく参考となると思います。

近年、自治会が機能しなかったり、ご近所との会話もなかったり自分たちの生活している街並み、地域をみんなで良くしていく、育てていくと言う発想が少なくなってきています。

個々の家づくりで、街並みづくりまではなかなか大きな目標となりますが、地域の職人で地域の木を使い、香川らしい家づくりをしていきたいと思います。

ちなみに、スマートタウンでは住人の方もおられるので基本的に写真撮影が不可でしたので、HPの写真でご紹介したい思います。

子供からお年寄りまで様々な年代の方が、公園やショップ、イベント、専用歩道など自然と触れ合うように街づくりが行われていました。

個人的には、住宅自体はハウスメーカーさんの建物なのであまり好きな感じではなかったのですが、インフラや設備は街並みも個々の住宅自体も充実していました。

災害に対する意識も高く、街の住人だけでなく周辺の方も太陽光の電気を利用できたり地域で取り組めるしくみ参考になりました。