12月に入って高松市内も最高気温が15度を下回るようになってきました。最低気温がだいたい3~4度。朝晩はめっきり寒いです。
我が家はUa値が3.3W/m2K、断熱等級で言うと6.5くらいの性能の住宅です。我が家も夜になると、とうとう室温が20度を下回ってきました。その位になるとじっとしているとやはり寒く感じますので、エアコンのスイッチを入れる季節となります。
床下エアコンを採用しています。
床下エアコンとは、普通の壁掛けエアコンを床と同じくらいの高さで設置して暖かい空気を床下に送る方式です。床下エアコンを採用するにはそれなりの断熱性能や基礎の知識が必要ですが暖房に関してはそれほど難しくはありません。弊社ではスミカと言う24時間換気と絡めて家全体に暖気が循環する仕組みにしています。
こちらのエアコンはリビングの一角に設置しているのですが、床自体もほんのり暖かくなり床に座っても気持ちいいです。(床暖房ではありませんので、暖かくなるわけではありません。)
床下にエアコンがあるメリットは風を感じない状態で全体の表面温度を上げて空間を快適にしてくれるところです。
暖房の設定温度は23度。本格的に寒くなってくると24度にする時もあります。
まだまだ外気がそれほど寒くないので、この時間帯だと26度近くまで室温が上がっています。
これから寒さが本格的になるほど家の断熱性能の大切さが身に染みて感じる毎日になってきます。もうすぐこれまでの最高等級だった断熱性能4が最低基準となり、2030年には断熱等級5が最低基準となります。
これから建てる人は断熱等級6以上が当たり前の時代がようやく来ました。断熱性能の高い家が健康を守ると言うデータも出ています。
健康にかかる医療費や暖冷房にかかるエネルギーコストを合計すると、断熱性能を上げた方が割安になります。健康で、快適に暮らせてコストも安くなる。
一件でも多く地元にそんな家を増やしていきたいものです。