防水処理の大切さ
家を建てるとき、外からの雨を防ぐ「防水性」と、内部の湿気を外へ逃がす「透湿性」の両立はとても重要です。そんな中で、近年注目されているのが**ウルト社製の透湿防水シート「ウートップ ハイムシールド」**です。
今回は、私たちが実際に採用しているこのシートについて、一般的な透湿防水シートとの比較や実際の施工写真を交えてご紹介します。

そもそも「透湿防水シート」とは?
透湿防水シートは、外壁の下に施工する**家の“バリア”**のような役割を果たします。
雨水や外気の侵入を防ぐ(防水性)
壁内の湿気を外へ逃がす(透湿性)
この2つの性能を高い次元で両立してくれるのが「ウートップ ハイムシールド」です。
ウートップ ハイムシールドの特長
1. 高い透湿性能
・一般的な透湿防水シート:約100〜300g/㎡/24h
・ウートップ ハイムシールド:【1,200g/㎡/24h】
(※ASTM E96基準による)
➡ 約4〜10倍の透湿性能で、壁内の湿気をしっかり外に排出。結露やカビの発生を抑えます。
2. 優れた耐久性・強度
紙系シートと異なり、ポリプロピレン製の三層構造で破れにくく、施工時のタッカーの穴も広がりにくい構造です。
引張強度(縦方向):280N/5cm
引張強度(横方向):180N/5cm
➡ 施工中の破損リスクが低く、長期にわたって安心して使えます。

3. 長期耐候性で安心
一般的な防水シートは、直射日光に1〜2か月ほどしか耐えられないものもありますが、
ウートップ ハイムシールドは最大6か月の耐候性(紫外線耐性)を備えています。
➡ 雨仕舞までの工期が多少延びても安心。現場での柔軟な対応が可能です。
耐久試験:JIS A6111の耐久試験基準において、80年相当の耐久性があると確認されています
4. 環境にも配慮
ウルト社はドイツの建築資材メーカーで、環境負荷を抑えた製品づくりを実践しています。
ハロゲンフリー
リサイクル可能
有害物質フリー
➡ 健康と環境にやさしい素材を採用。
施工現場からの声
実際にウートップ ハイムシールドを使用した現場では、
「貼りやすいし、破れないので作業が早い」
「見た目もキレイで、下地の仕上がりが良くなる」
「お客様にも安心して勧められる」
という職人の声が多く聞かれています。


:長く住まう家には、見えないところの安心も
「ウートップ ハイムシールド」は、単なる“シート”ではなく、住まいを守る見えない盾です。
長持ちする家、快適な空間をつくるには、こうした建築資材の質も大切。
ぜひ家づくりの参考にしてみてくださいね!